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緩和ケアでは何をするのか
具体的に何をするところ?
現在の医療は、心臓・消化器など臓器別に専門が分かれています。そのため、心臓のことは心臓の先生、消化器については消化器の先生といくつもの診療科を受診されている方も多いと思います。
しかし、病状が進行すると、痛みや息苦しさ、吐き気や食欲低下などいろいろな臓器の症状だけではなく、落ち込んだり、眠れなかったりなど、心のつらさも起こります。そのような症状を総合的に診る専門家が「緩和ケア科」です。
具体的に行っていること(一例)
- 疼痛や緩和や息苦しさ、嘔気などの症状緩和(主に薬剤調整)
- 元々飲まれている薬剤の調整(血圧や糖尿病の薬など、たくさんの種類の薬を飲まれている方もおられると思いますが、無理のない範囲に減らしたり、飲みやすいものに変更したりします)
- 今後の過ごし方や不安なことについての相談
- 介護保険や介護申請などのサービス利用に関する説明・調整など etc..
薬剤調整だけではなく、「あなたらしく」過ごすための総合的な調整を行っています。