生理機能検査室について
生理機能検査室では大きく分けて循環機能検査・呼吸機能検査・神経機能検査・聴覚機能検査の4つの機能検査を様々な医療機器を用いて行います。生理機能とは生命を維持するために人間に備わっている機能のことです。症状に合わせた機能検査を行う事で早期発見・治療・診断に役立てることができます。
生理機能検査室では大きく分けて循環機能検査・呼吸機能検査・神経機能検査・聴覚機能検査の4つの機能検査を様々な医療機器を用いて行います。生理機能とは生命を維持するために人間に備わっている機能のことです。症状に合わせた機能検査を行う事で早期発見・治療・診断に役立てることができます。
胸部と両手足に電極を付けて、心臓から伝わる電気信号を波形にして記録する検査です。主に心筋梗塞や不整脈などの疾患が分かります。
心電図検査室
1日中胸部に電極シールと心電図モニターをつけ、その間で起こる不整脈など、1日の心電図変化を調べる検査です。
大きく息を吸ったり吐いたりして、肺活量やどれだけ一気に息を吐き出すことができるかを調べる検査です。肺機能検査ではCOPDや気管支喘息などの疾患が分かります。
エコーゼリーを塗ったプローブを検査部位に当て、超音波を用いて観察する検査です。主に観察する部位として、心臓・頸動脈・下肢動(静)脈・腎動脈・上肢(シャント)などの検査を行っています。特殊なエコー検査として、CABG(冠動脈バイパス術)の手術前後のエコーや専用プローブを用いて食道から心臓の観察を行う経食道心エコーなどを行っています。
超音波検査室
両腕両足に血圧計・両手に電極、胸部に心音計をつけ、左右の血圧の差をみて動脈硬化を調べる検査です。
足先にセンサーが付いた血圧計を巻き、ABI検査では測定できない足先の細かな血管の血流を調べることで、主に治療の効果を調べる検査です。
上腕に血圧計を巻き胸部に心電図の電極を付けたまま、機械の上で歩いて頂きます。運動前後の心電図変化を比較することで狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や不整脈の有無を調べます。
運動負荷心電図検査室
腕や足の神経に電気を流し、神経伝導速度や電位などを調べる検査です。手根管症候群やギランバレー症候群などの神経疾患の有無が分かります。
筋電図検査室
頭部にペーストで電極をつけ、脳から伝わる電気信号を波形として取り込み、てんかんなどの疾患を調べる検査です。
夜寝る時に指先や手首に小さな機器をつけ、睡眠時無呼吸症候群の有無を調べる検査です。
簡易PSG検査
上腕にカフを巻いて首から血圧計をさげたまま1日中生活してもらい、普段の生活や行動による血圧の変化を見る検査です。この検査は血圧を下げる薬剤の効果を見ることができます。
耳の聞こえ具合を調べる検査です。周りの音を遮断する防音室でヘッドフォンを装着して検査を行います。所要時間は15分程度です。