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スパイグラスDS 胆管・膵管鏡システム

SpyGlassTM DSとは

SpyGlassTM DSは新型の胆道鏡で、従来の胆道鏡に比べて操作性が向上、デジタル化による画質の向上が特徴です。

また、ディスポーザブル(使い捨て)のため耐久性を気にすることなく操作でき、差し込むだけで簡単に使えるため検査時間の短縮を図ることも可能です。

当院は大阪では2番目に、南泉州では初となるSpyGlassの導入となります。

SpyGlassTM DSの特徴

細径&フレキシブルな胆道鏡 誰でも簡単に操作できます。

  • 先端外径10.5Fr に10ルーメンを搭載した超高機能胆道鏡。4方向アングルとハーフロック機能で優れた操作性を提供します。
  • 独立した2つのイリゲーションルーメンで鉗子などのデバイス使用時にも送水と吸引が行えます。手技中に常時クリアな視野を確保できるため、正確な診断・治療が可能になります。

コンパクトでシンプルな設計 使いたいときにすぐ使えます。

  • 光源+プロセッサが2 in 1 設計で、オートフォーカス機能搭載。ホワイトバランス等の細かい微調整が不要で、プラグを差し込むだけですぐに使えます。
  • ERCP用カートに組み込んで使用できる小型設計。ERCP室に常備してご使用いただけます。

明るさ・画質ともに向上したデジタル内視鏡

  • CMOSイメージセンサー搭載で、旧SpyGlassの約4~5倍の画像解像度を実現。2つの高輝度LEDライトが明るく見やすい画像を提供します。
  • 120°の広い視野角で、より広範な視野を確保します。

SpyGlassTM DSの使用例

画像1

画像2

画像3

胆管は胆汁を、膵管は膵液を十二指腸に流す管で、出口は共通の穴になっています。胆管、膵管には様々な病気が生じますが、これらの検査・治療を行うために開発されたのが、内視鏡的逆行性胆管膵管造影法(ERCP)です。

胃カメラを改良した内視鏡を用いて口から十二指腸まで挿入し、胆管・膵管の出口から逆行性に造影剤を注入する検査法ですが、胆管内の結石除去であったり、胆管閉塞による黄疸の際にステントと呼ばれる管を挿入して流れを改善するなど、開腹しない低侵襲な治療法としても位置付けられています。難易度の高い手技ですが、先人の努力や機器の進歩などに伴い、診断・治療成功率、安全性のいずれも向上してきました。

しかし問題点もあります。ERCPは造影剤を注入してレントゲン写真をとる間接的な検査方法であるため、胃カメラや大腸カメラと異なり胆管・膵管内の病変を直接見ることができず、結石と腫瘍の鑑別が困難な例なども存在します(画像1・2)。

胆道鏡を用いることで、上記の胆管内病変が結石か腫瘍かを容易に区別することができます(画像3)。

この際に腫瘍を直接観ながら検体を採取することができるため、従来法に比べて診断がより確実になります。

また、結石が大きい場合では、胆道鏡で直接観ながら破砕することも可能となります。胆道鏡の使用方法は、ERCPで用いる内視鏡内を通して胆管に挿入するのみで、従来行っている胆管ステントを挿入する手技とほぼ同様に行うことができます。