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当科の特徴

スタッフ
岸和田徳洲会病院外科では消化器疾患、呼吸器疾患を中心として平成22年には年間1300件を越す手術を行っています。良性疾患から悪性疾患(癌など)まで幅広く対応していますが、特に悪性疾患では循環器疾患などの合併症をもつ患者さん、高齢の患者さんも多いために根治性と共に全身状態を考慮した最適な治療を目指しています。
さらに悪性疾患においては手術のみでなく化学療法、放射線療法も含めて集学的治療が必要なことも多く、症例によっては内科・放射線科と合同で検討を行い治療方針を決めています。手術後においては切除した臓器の病理組織学的所見をもとに術前診断との比較検討を行っています。
平成22年には手術件数は消化管領域では胃癌93例、大腸癌125例、食道癌7例などで非常に多くの手術を行っています。前記の早期癌においては消化器内科において積極的に低侵襲な内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)を行っていますが、外科においても根治性を考慮しながら低侵襲な鏡視下手術を積極的に施行しています。特に大腸癌においては標準術式となり当院でも可能な限り対応しております。
肝胆膵領域においても胆石症の手術を約150例行っておりそのうち多くを腹腔鏡下で行っています。肝臓癌は肝機能を評価して可能であれば積極的に肝切除を行っていますが腫瘍の大きさ、個数などの状況によってはラジオ波、肝動脈塞栓療法(TAE)などを組み合わせて集学的治療を行い予後の改善に努めています。膵臓癌においても手術適応を判断し積極的に切除術を行っています。
呼吸気疾患では自然気胸、肺癌、縦隔腫瘍などに対して手術を行っていますが気胸についてはほとんどを胸腔鏡下に手術を行い肺癌においても適応を選んで胸腔鏡下手術を施行しております。
日帰り手術は鼡径ヘルニア、大腿ヘルニア、下肢静脈瘤、痔核などにおいて積極的に行い早く社会復帰ができるようにしています。特に鼡径ヘルニアは年間約180例の手術を行っていますが麻酔も局所麻酔、腰椎麻酔、硬膜外麻酔、全身麻酔など全身状態にあった麻酔を選択し負担の少ないようにしています。また救急疾患においてはエコー、CT検査等の画像診断を駆使して迅速に手術適応を決め、24時間いつでも手術を行っています。